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03 May

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30 September

松任谷由実「DESTINY」Part.2


 人はどれだけ、会わなくなった好きだった人の事を想っていられるのだろう。
 もちろんその相手との関係性(お付き合いしたか、しないか、期間はどれくらいかなど)
 にもよると思うけど、、、

 私は、半年・・・くらいかな。

 薄情なんて言わないでね。そんなに立ち止まっていられないしね。              
 傷ついた自分に飽きちゃうし(笑)いや、本当に辛かったんだけどね。
 
 
 
 イイなと思っていて、ちょっと仲良くなったけど、最初だけで
 思い通りなんて絶対ならなくて、だからまたハマっちゃって
 自分の気持ちが後戻りできなくなって。
 

 だからなのか、元々そんな人なのか
 相手に、冷たくされてから、また会った日までがどれ位かという事を想像してしまう。

 どんな人にも心をゆるせず なので、もしかしたら何年も経っているかもしれません。


 
 
 この「DESTINY」の主人公の女の子は

 ずっとどんな気持ちを抱えてきたんだろうって。

 思わず考えてしまう そんな想像力を掻き立てるのはユーミンの歌詞なのか歌声なのか。


 両方か。

 
 
        
 人は、ずっとずっと心の中でその人の事を考えていると
 久し振りに会っても懐かしいなんて、そんな気はしない。
 
 「ああ・・」って感じ。このああ・・の中にすんごい感情潜んでます。
 

 長かった時間が一瞬だった気がする。そんな時。
 

 ユーミンの歌にはそういう瞬間が多いと思う。

 時を、感覚を、空間を、一瞬にして超える様な。
 
 
 
 告白・・・してないのかな。
 ううん。口では言えなかったのね、きっと。私そう思う。
 言わせない男だったんでしょう。
 

 でもさ、この時点で過去形なんだよね。
 本当に愛していたんだと。
 女ってこういう所がある。
 最初っから分かっていたけど、分からない振りがしたいんだ。
 
 
 
                           ” ホコリだらけの車に指で書いた
        True love, my true love
        本当に愛していたんだと
        あなたは気にもとめずに走りだした
        True love, my true love
        誰かが待ってたから

        冷たくされて いつかは
        みかえすつもりだった
        それからどんな人にも
        心をゆるせず

        今日わかった また会う日が
        生きがいの 悲しいDestiny


        緑のクウペが停まる 雲を映し
        Sure love, my true love
        昔より遊んでるみたい
        みがいた窓をおろして口笛ふく
        Sure love, my true love
        傷あとも知らないで

        冷たくされて いつかは
        みかえすつもりだった
        それからどこへ行くにも
        着かざってたのに

        どうしてなの 今日にかぎって
        安いサンダルをはいてた
        今日わかった空しいこと
        むすばれぬ 悲しいDestiny”

     
 


 そうだよ。人には言わなければ、伝えなければ、永遠に気付かれない事もある。
 それが、現実なんだよね。

 
  そんな現実を、安いサンダルという言葉で私たちに教えてくれるユーミンが好きだ。
 

    

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