この曲を知ったのは、5~6年前。発売が2004年だからしばらく経ってから。
ちょうどその頃2009年にフラカン20周年で、この曲のみを13組のアーティストがカバーしたアルバムが出たから。それと、仕事で行ったお宅で何回もかかってたから(笑)
すごい曲だなって思った。
インディーズ時代のライブ会場限定で販売されていたこの曲は、相当すごい口コミで広がった。
元々この曲が出来た時、メンバーには不評だったそうだ。
というのも、作詞作曲の鈴木圭介さんがこのちょっと前まで死にたいと思っていたんだって。
インタビューにもそう答えている。だから、メンバーとしては、
「生きててよかった」この歌詞がストンと腑に落ちなかったのでは、と想像できるよね。
全国のライブ会場を機材を積んだ車で回っていた。そのツアーソングの様なものを
作りたいと思っていた、ともどこかに書かれてたな。
確かに、すごい疾走感だ。
練って練って、これは最高だ!って思った曲が以外にウケなくて
サラッと書けたまぁまぁな曲と思っていたものが受け入れられたりする。
という話を聞いたことがあります。
これは、ただのツアーソングじゃないのは感じるよね(笑)深い。
レコーディングも淡々とされたそう。
変な思い入れや感情が入っていないのもいいのかもしれない。
希望的観測でもなく、押しつけでもなく、酔っている訳でもなく、
お説教でもなく、愚痴でもなく、夢でもない。
ただ、ものすごい実感が迫ってくる。
魂に語り掛けられるようだと感じました。
最初と最後の「生きててよかった」の意味が違うところ
10代は生きていればすぐ終わる。若さはいつも素っ裸。
ストーリー仕立てじゃない。でもビックリするくらいのストーリー性がある。
それは、きっと、聞く人の人生の中のストーリー。
ちょっと衝撃的だね。ミュージックビデオ。
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